取り組み

SHIC (Shonan Health Innovation Conference)
ー第1回開催ー2024年12月4日(水)米国ボストン

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日本及びアジアのスタートアップと、米国を中心とした海外有力投資家を、アイパークインスティチュートがつなぎ、アジア発ヘルスイノベーションのさらなる飛躍を目指します。

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SHICの背景と目指す姿

アジアベンチャーの海外投資家との出会いの場の醸成

スピード感を持った研究開発を行うためには、大規模な資金調達が欠かせません。しかし、日本やアジアのスタートアップの投資元はアジアに閉じているのが現状です。そこで、大胆な投資文化のある海外での資金調達イベントを足掛かりにヘルスイノベーションの加速を促すため、アイパークインスティチュートはアジアスタートアップと海外有力投資家の出会いの場を作ります。

ブラックボックス化した日本のエコシステムの透明性向上

海外の投資家が日本のスタートアップに投資しようとしても、どこに有望なバイオベンチャーがあるのか、またどのような方法で投資すればいいのか不明瞭なのが現状です。海外からの投資機会を確実に確保するために、「湘南アイパークにアクセスすれば、日本のバイオベンチャーへの投資チャンスに関する情報が一挙に手に入る」未来を目指します。

SHIC in Boston

新たな取り組みであるSHICの成功を見据え、初回は、スタートアップエコシステムの総本山であるボストンで開催します。

特徴的な施策

  • 米国有力VCの参加
    アジアスタートアップにとって、米国の有力ベンチャーキャピタル(VC、将来性が見込まれるベンチャー企業に出資、またビジネスの支援をする組織)と接点を作ることさえハードルが高いのが現状です。SHICでは、アイパークインスティチュートがあらかじめ参加を依頼した、実績ある米国VCが一堂に会します。
  • 有望なバイオベンチャーの紹介を通じ、アジアへの投資意欲を高める
    今回参加するアジアスタートアップは、アイパークインスティチュートによる一定の基準を満たした企業になります。米国VCに紹介する企業の質を高めることで、アジアへの投資機運を高めます。
  • 日本のスタートアップエコシステムの魅力と変化を伝えるコンテンツ
    日本の省庁や企業から、日本のバイオテク投資環境の変化をお伝えいただきます。また日本の研究を海外でビジネス展開している代表的な起業家をお招きして、そのモデルをご紹介頂くとともに、日本に研究拠点を設けることの意義や日本発のシーズの育成のメリットについてお話しいただきます。日本やアジアに興味のある米国VC投資家にとって、アジアにおける投資を再考する機会となります。

プログラム

午前:日本選抜ベンチャー(約20社)と米国VCとの個別のマッチング
午後:アジアの投資環境を解説する基調講演(製薬企業エグゼクティブ、日本と米国に拠点を持ち研究開発を進めている起業家)
登壇者(発表順)
下田裕和氏(経済産業省 商務サービスグループ生物化学産業課長)
高橋英行氏(JETROニューヨーク事務所次長)
Andrew Plump, MD, PhD
President, Research & Development, Takeda Pharmaceutical Company Limited.
Michael E. Mendelsohn, MD
Founder and Chief Strategy Officer, Cardurion Pharmaceuticals.
Daniel Kemp, PhD
Chief Executive Officer, Shinobi Therapeutics Inc.
夜:懇親会